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?イントラネット
イントラネットとは、インターネットの技術を企業内の情報システムに取り入れ、情報共有や業務支援に活用するシステム形態のことである。WWWや電子メールを利用して社内の文書を共有するのが一般であるが、WWWの機能拡張に伴いデータ入力が容易になり、基幹業務システムにも利用される例が出てきている。IDCジャパンの調査(97年2月実施)によれば、国内企業の2.5%が導入済みで、今後導入予定企業は11.4%となっている。
文書情報の共有や電子メールなどのイントラネット機能は、グループウェアと重なる部分が多い。グループウェアを利用する場合は、エンドユーザーの人数分だけ、クライアント・ソフトを用意する必要があるが、イントラネットでは、WWWプラウザさえあれば良いので、全社的規模で情報インフラを整備する場合でもシステム構築が容易でかつ低コストで済む。同じプラウザからインターネット経由で社外の情報資源にもアクセスでき、出先など社内ネットワークに接続されていない環境でもインターネットを介して社内情報システムを利用することもできる。
実際にイントラネットを構築した企業での利用アプリケーションとその効果を表1-18に整理した。

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